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  • 執筆者の写真クレプトマニアの井川

希望の光はまだ持てていない。


高校の頃、色々と問題を抱えていて、将来に希望を持てなくなった。その絶望感やストレスなど、色々とあって、摂食障害になり万引きをするようになった。

私は何事も習慣化や常習化させてしまうので、摂食障害と万引きもすぐに相当に常習化した。

習慣化・常習化した行動をしているとき、無心になって嫌なことを忘れられて気持ちが楽になれる気がしていた。「快感」のようなものではない。

現状にも将来への絶望にも耐えられなくて、積み重ねてきたものを壊したいという破滅願望もあったと思う。


でも、完全に壊す勇気もなかった。捕まって様々な制裁を受けることはとても苦しかった。


数ヶ月も経たないうちに、原因も目的も分からなくなって、習慣化した問題行動が一人歩きするようになっていた。

ただただ、呼吸をするかのように、問題行動を繰り返すようになっていた。


刑罰や民事的な弁済のために多大なダメージを負って、もう懲り懲りだと思った。

でも、やめられなかった。

空気のように、無いと生きていけなかったのかもしれない。

生きていたいと思っていたわけではないが、死ぬのも怖かった。死ぬための苦痛が怖かった。

生きているのも辛かった。

楽しいと思う瞬間などなくて、ずっと暗い水底にいるようだった。


当初は病気だとは思っていなかった。

だが、何度も逮捕されてから、心療内科に行こうと思った。周りから行けと言われた。

行こうと思って何件も調べて連絡したが、数ヶ月待ちのところばかりだった。

1ヶ月待ちくらいで予約tが取れたところに行ったが、窃盗症のことは詳しくないと言われた。

うつ病だと言われて、うつ病の薬を処方されて飲んだ。薬での治療だけしかされなかった。

そして、万引きも摂食障害も全く良くならなくて、問題行動を繰り返していた。


そのうち、よくならないので、行くのをやめた。

医師の手にも負えないのか、さらに絶望するようになった。

そして、ますます問題行動にのめり込んでいった気がする。


一昨年、入院治療をして、少し状態はよくなったと思う。

だが、万引きをしなくなっただけであり、依存体質は変わっていないと思う。

そして、気持ちも沈んだままである。今も生きていて楽しいことはない。将来への希望の光も見えない。

生きていく自身も持てていない。

このあたりの問題を解決しないと、また問題行動を繰り返すような不安もある。


希望を持てるようになりたいとは思うが、どうやったら良いのか分からない。

いつか持てるようになるのか、それも分からない。

とりあえずの生命活動は続けているが、生きていける自信は持てていない。


誰かに助けてもらいたい。

でも、どうやって助けてもらえばよいのか、どうやって頼ればよいのか、それも分からない。

だから1人で苦しいのかもしれない。



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